神経内科
医師 | 主な対象疾患 | 診療内容および特色 | 特筆すべき診療実績 |
ご紹介いただく際の留意事項 |
医師
- 鈴木義広 副院長(兼)教育研修センター長
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本神経学会神経内科専門医・指導医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本内科学会認定医制度研修医指導、臨床研修指導医養成講習会修了、医療メディエーション基礎編研修履修、令和3年度プログラム責任者養成講習会修了、ポストコロナ時代に向けた適切な知識習得に関するFD修了
- 菊池謙次 診療部長(兼)神経内科部長
- 臨床研修指導医養成講習会修了、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了、厚生労働省指定オンライン診療研修修了、「向精神薬の適正使用に係る研修」修了、日本救急医学会認定ICLSコース修了、日本医師会ACLS(二次救命処置)研修
- 鈴木佑弥 神経内科副科長
- 日本内科学会認定内科医
- 鈴木大介 神経内科医長
- 日本内科学会認定内科専門医、日本神経学会神経内科専門医、難病指定医(神経内科)、がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了、向精神薬の適正使用に係る研修修了、臨床研修指導医講習会修了、JMECC修了、日本医師会ACLS(二次救命処置)研修修了、FCCS修了、日本救急医学会認定ICLSコース修了、庄内ISLS/PSLS研修
(更新日:2024年9月1日)
主な対象疾患
脳血管障害(70歳以上の脳梗塞、TIA)、てんかん、片頭痛、眼瞼痙攣などの機能的疾患、
パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、重症筋無力症、
多発性硬化症などの神経難病、認知症関連疾患(精神科とともに)、
髄膜炎・脳炎などの神経感染症、末梢神経疾患、筋疾患など
診療内容および特色
山形県庄内地区で唯一、複数の神経内科常勤医がいる病院です。
入院
70歳以上の脳梗塞、TIAで約7割をしめます。脳梗塞に対しては、血栓溶解療法や、脳神経外科とも協力のもと血管内治療などの超急性期治療を行うほか、症状の進行抑制、再発予防薬を初期から投与、入院当日からのリハビリを施行。地域連携パスにより回復期リハビリ病院へスムーズな転院、そして「脳卒中私のカルテ」を用いた病診連携も行っています。
ほか、てんかん、髄膜炎、パーキンソン病の増悪(合併症含む)、自己免疫性脳炎、多発性硬化症の再燃、ギランバレー症候群、ALSのレスパイト入院など。
外来
パーキンソン病やALSなどの難病の診療、脳梗塞後遺症と危険因子の管理、また「頭痛」「めまい」「しびれ」「物忘れ」といった症状からの鑑別診断、治療を行っています。
外来は月~金曜日の毎日2-3診体制で行っており、入院病床は27床です。
特筆すべき診療実績
脳梗塞の入院患者:年間約300名
治療薬t-PAをこれまで(約15年で)当科のみで約300例に使用。
各疾患の通院患者
区 分 | 通院患者数 |
---|---|
パーキンソン病 | 約200名 |
筋萎縮性側索硬化症 | 16名 |
脊髄小脳変性症(+多系統萎縮症) | 26名 |
重症筋無力症 | 52名 |
多発性硬化症(+視神経脊髄炎) | 35名 |
てんかん | 約140名 |
眼瞼痙攣、半側顔面痙攣、痙性斜頸、上肢痙縮に対するボトックス局所注射も20名に施行。
ご紹介いただく際の留意事項
70歳以上の脳血管障害が疑われる患者さんがいましたら、可及的すみやかにご紹介ください。治療開始が早いほど予後は良好となりますので、電話1本でかまいません。(TEL 0234-26-2001 代表)
また紹介予約の際には、簡単でかまいませんので、あらかじめご紹介の主目的(主訴など)を記載していただけると助かります (当科は診察に時間を要しますので、心の準備も必要です)。