リハビリテーション科
医師 | 主な対象疾患 | 診療内容および特色 | 特筆すべき診療実績 |
医師
- 鈴木義広 副院長(兼)教育研修センター長
- 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本神経学会神経内科専門医・指導医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医、日本内科学会認定医制度研修医指導、臨床研修指導医養成講習会修了、医療メディエーション基礎編研修履修、令和3年度プログラム責任者養成講習会修了、ポストコロナ時代に向けた適切な知識習得に関するFD修了
(更新日:2024年10月1日)
主な対象疾患
脳卒中、嚥下障害、心筋梗塞、心不全、骨折、変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症、手の外科疾患など術後、がんの術後
診療内容および特色
理学療法士28名、作業療法士9名、言語聴覚士6名、リハビリ業務補助3名の計46名で、チームワークを大切に働いています。平成21年12月より心大血管疾患リハビリテーション、また平成26年新たにがんのリハビリテ-ションの分野に取り組んでいます。
リハビリテーション(以下リハ)とは、何らかの原因で障害を持たれた方が、人間らしい社会生活を営むことができる(社会復帰)ようになるための種々の手段のひとつです。医学的リハは、「急性期」「回復期」「生活期」に分けられ、当院では急性期リハを行っています。
「急性期リハ」は、病気が発症して生命の危険があるか、障害の進行、悪化が起こり得る時期に行うリハをいいます。急性期を乗り切り、スムーズに回復期リハへと移行できるよう訓練を行います。
可能な限り早期に適切なリハを行うことは、その後の回復に大きく影響を及ぼします。病気の急性発症後、安静臥床により生じる可能性のある、いろいろな臓器の機能低下を最小限に食い止めるように、病気自体の進行、障害の悪化に注意しながらリハを行います。病気自体の進行、障害の悪化が回避される時期になると、回復期リハへと移行します。
理学療法(PhysicalTherapy:PT)
病気やケガなどによって身体が不自由となった人々に対し、運動によって、日常生活活動(起きる、 座る、立つ等)や移動動作の改善または維持・予防を目指します。
また、心疾患や呼吸器疾患等の手術直後に関わり、早期離床を目指します。
作業療法 (Occupational Therapy:OT)
作業活動(日常生活の初動作や仕事、遊びなど、人間に関わるすべての活動)を治療や援助の手段として用い、運動機能や精神・心理機能、日常生活活動等の維持・改善を目指します。
また、整形疾患に対する治療用装具(スプリント)等の作成も行います。
言語聴覚療法 (Speech-Language-Hearing Therapy:ST)
言葉が出ない、言葉の理解が悪い、発音が悪いなどの言語の障害の評価・治療を行うとともに、食物の飲み込みが悪い、むせてしまうなどの嚥下障害に対して評価・治療を行います。
またNST活動にも参加しています。
特筆すべき診療実績
施設認定 脳血管疾患Ⅰ 運動器Ⅰ 呼吸器Ⅰ 心大血管疾患Ⅰ取得
がん患者リハビリテーション料
令和5年度の施行実績
施行実績 | 件数 | 単位数 |
---|---|---|
全体 | 79,913件 | 113,476回 |
PT(理学療法) | 48,446件 | 66,019回 |
OT(作業療法) | 17,772件 | 28,401回 |
ST(言語聴覚療法) | 13,695件 | 19,056回 |
入院 | 71,995件 | 99,649回 |
外来 | 7,918件 | 13,827回 |
(摂食) | 778件 | – |