病院長挨拶


病院長写真

 日本海総合病院は、平成20年に旧県立日本海病院と旧酒田市立酒田病院が再編・統合し設立された病院です。山形県と酒田市を設置者として地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構がその運営にあたっています。
 平成22年10月に南棟を増築し、庄内地域における三次救急・専門医療を担う急性期病院として、平成23年4月に庄内では初の救命救急センターを開設いたしました。高度先進医療の取組みとしては、平成24年6月にPETセンターを開設し、全身のがん細胞の有無や状態を診断できるPET/CTを庄内で始めて導入し、がん治療の強化、早期発見のための検診の拡充を図っています。また、平成25年8月には血管造影検査や3次元CT撮影などが可能な最新鋭の天井つり下げ型放射線透視装置と万能手術台を配備したハイブリッド手術室を整備し、高度で低侵襲な手術を可能としました。
 また、現在、全国でも有数な地域医療情報共有ネットワークである「ちょうかいネット」がこの庄内地方にはございますが、今後更に地域の医療連携を強化し、少子高齢化、過疎化といった地域課題に対応のできる医療提供体制の整備に向けその一助となるよう取り組んで参る所存です。
 医療を取り巻く環境は、今後ますます厳しい時代に突入することが考えられますが、当病院では地域の基幹病院として「安心、信頼、高度な医療提供」の使命を果たすべく職員一同、日々研鑽、努力を行って参りますので、皆様の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。