医師事務作業補助者(ドクターズクラーク)のお仕事紹介

1.医師事務作業補助者って何?

・医師の業務負担軽減のために、医師の業務のうち、事務的な部分を担う職種です。
・通称「ドクターズクラーク」と呼ばれています。
・2008年に診療報酬点数に新設され、当院でもそれと同時に医師事務作業補助者を配置しています。
・現在当院では約60名が生き生きと活躍しています。
(2023.11月現在)

2.どんなことをしているの?

<外来>
◆活躍場所:診療科によって①外来の診察室(医師のとなり)②各科のブース内の2パターンがあります。
◆主な仕事:電子カルテへの入力作業、同意書等必要書類の出力を中心とした医師の診察の補助です。
◆例えば…
  • ・医師が患者さんから聞き取りした内容をカルテに代行入力することで診察をスムーズに始められるように準備。
  • ・診察の結果、次回内視鏡検査をすることとなった場合、内視鏡検査をするにあたっての説明書や同意書を出力。
  • ・診察の結果必要となった各種検査や処置、処方、予約等のオーダーを医師の指示の下入力し、医師をサポート。
  • ・患者さんの診断病名について医師の指示の下入力し、保険請求時必要な病名が抜けないように対応。
◆どんな人が向いているの?
 診察の進み具合に合わせて、医師としっかりコミュニケーションを取りながら、柔軟かつ臨機応変に対応できる、機転の利く方が活躍しています。

<病棟>
◆活躍場所:入院病棟(3~7階)
◆主な仕事:電子カルテへの入力作業がメインです。
◆例えば…
  • ・毎日の記録が漏れていないか、実施した検査等のオーダー漏れはないか、処置伝票と呼ばれる入力のもととなる書類とカルテとを突き合わせながら正確に入力。
  • ・入院加療に伴う同意書等、患者さんやご家族からサインをいただく大切な書類がきちんと作成されているかをチェック。
◆どんな人が向いているの?
 診療報酬の決まりや「説明と同意」のガイドラインに則って、抜けがないようしっかり確認しながら医師、看護師と連携して落ち着いて入力することができる方が活躍しています。

3.資格は必要?未経験者でも大丈夫?

  • ・実は、ドクターズクラークとして働く上で、必須な資格はありません。専門用語が飛び交う医療現場ですので不安なこともあるかと思いますが、個人個人のレベルに合わせた研修を行い、着実にステップアップしながら 業務にあたれるよう努めています。
  • ・もちろん、病院勤務の御経験がある方、医療に関する資格(医療事務、医師事務作業補助認定資格、診療情報管理士等)をお持ちの方大歓迎です。
  • 当院はドクターズクラークのキャリアパスを策定しているほか、医事関連資格の取得助成制度があり、あなたの「プロ」としての自己研鑽を応援します。

4.求人情報

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5.外部リンク

【ドクターズクラーク】公式Instagramを開設しました。(2023.11.14~)
ドクターズクラークのやりがいについて発信していきますのでぜひご覧ください。
ドクターズクラークInstagram