平成26年度 新規採用看護師研修(1)

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執筆 : 
KANGO 2014-05-13

平成26年4月7(月)

音を聞いたり目で見て患者さんの情報を集め、それを看護に生かす「フィジカルアセスメント」。今回の研修では患者さんにそっくりな人形【フィジカルアセスメントモデル"フィジコ"】を使って、「心電図」と「呼吸音」について2人の先輩看護師(集中ケア・慢性心不全認定看護師)から学びました。

フィジカルアセスメント研修の様子

先輩

「急変時すぐ心電図検査ができて正常波形、異常波形を読み取ることも重要なこと」


先輩から説明を受けて真剣に取り組みます。

新人

「この機会にしっかり覚えておこう。」

フィジカルアセスメント研修の様子

先輩看護師のデモンストレーションの後は、さっそく実践です。

 

新人

「電極をつける場所はさっき触って確かめたので大丈夫! でも、電極がうまくつかない・・・コロンとはずれちゃった(> <)」


先輩からアドバイスをもらって再挑戦です。

フィジカルアセスメント研修の様子

 

続いて「呼吸音」を聞く体験です。

 

先輩

「今回は人形を使って実際に3種類の音を聞いてみよう!」


新人の皆さんにはステート(聴診器)を持参してもらいました。いろんな色があるんですね!カラフルです(*^^*)

さっそくステートをあてて耳を澄まします。

 

先輩

「聞こえた人は手を挙げて合図してね。」


・・・あれ?ちょっと自信なさそう。

フィジカルアセスメント研修の様子

先輩

「まわりの音が入るときはぎゅっとステートの根元を押さえて音に集中すると聞こえてくるよ」


先輩からアドバイスを受けてさっそく試します。

 

先輩

「今日は呼吸の数が数えられれば合格点。あとは配属先(病棟)でたくさん聞きながら覚えていきましょう。」
(先輩に質問するコツも教えてもらいました!)

フィジカルアセスメント研修の様子

 

明後日から病棟での勤務が始まる皆さんにとって、今回の研修は実践的な内容で心強いものになったのではないでしょうか。

 

この日は引き続きBLS研修が行われました。
BLS研修の様子はこちらからどうぞ。